■憧れの注文住宅
幼少期から、広い住宅に住みたいという夢がありました。私は祖母の家で育ったのですが、家かなり狭く自分の部屋を持てなかったのがとても嫌でした。
また、収納スペースが少なく常に物が溢れてしまったり、家事動線が良くなかったり、狭いがゆえの弊害を感じながら過ごしていました。
■住宅の勉強
住宅に興味を持ったのをきっかけに大学は建築学科に進み、そのまま地元の工務店に就職しました。そこで住宅のプランニングについても勉強する機会がありました。
そこで気づいたのは住み心地の良い家とは、必ずしも広さではないということです。
多くの人は『広い家を建てたい』とまず始めに考えますが、デメリットも実はあります。1番はお金がかかってきますし、掃除も大変ですよね。
よく坪単価と言いますが、例えば畳一枚家を広くしたとしましょう。階数にもよりますが、少なくとも数十万円は金額がアップします。
■コンパクトながらも住みやすい絵
お金がいくらでもあれば、大きな土地を買い広々とした家を建てることが出来ますが、多くはそうではありません。
祖母の家が住みずらかったのは必要な場所に必要なものが設計されていなかったのだと気が付きました。
今では家を建てるならコンパクトな家がいいなと思っています。金額的な面もそうですが、そのほうが家族とのコミュニケーションが取りやすいのではないかと考えています。
必要最低限の収納や個人部屋はしっかりと確保しながらも、リビングでは家族が集えるような家がとても理想です。『狭い』とは違う、要望が詰まった『コンパクトな家』そのためには建売住宅や規格住宅ではなく、自分たちの要望を一番に叶えてくれる注文住宅を建てたいです。