制約条件の中で建てた注文住宅

〇中古住宅から注文住宅への買い替え

結婚して賃貸料を支払う負担を考え、小さな中古住宅を購入しました。しかし男女2人の子供が中学校に進学する頃に、手狭になり、ぜひ注文住宅に移りたいと計画を練り始めました。

中古住宅購入時のローンも預貯金で完済できる状態になった事もあり、住んでいる家を売却し、それを頭金として新たな住宅ローンを組んで、資金計画もしっかり立てました。

〇子供達の希望が注文住宅への住み替えの制約になり苦労しました

資金計画も立て、いよいよ土地探しを始める段階で、子供達は転校を強く拒みました。大人も住めば都で、子供にとっても友達と離れて知らぬ土地に移り、転校する事には抵抗があったのです。

子供の意向を満たそうとすれば、土地探しが極めて制約される事になり、盛り上がりは少しトーンダウンしてしまいました。

〇ミニ開発の土地を見つけて注文住宅に着手

トーンダウンしたものの、子供の校区内で土地開発が行われる状況をウオッチし続け、幸い見つける事が出来ました。ミニ開発の土地で、30軒の住宅が建つ区画のあるエリアでした。

その中のある敷地を選定し、そこに自由設計の注文住宅を建てました。小さくても楽しめる庭の確保、広いダイニングキッチン、子供が独立した後はレイアウトを換えて一部屋に出来るスタイルで子供部屋2つを確保、そしてパソコン作業が出来る小さな書斎と、家族みんなの想いを実現できました。

また設計士さんの意見で、老後を考え、2階にも小さなトイレを設け、1階にも独立した部屋を設けて可能な備えを取り入れた住宅を実現できました。

周囲の環境等はベストとは言えませんが、それでもベストな住宅を実現できて本当に良かったと思っています。

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