年齢と共に少しずつ変わる家

1 建てた時は若かった

両親が家を建てたのは私が小学校3年くらいの頃でした。今考えれば両親ともまだ40歳になる前ということになります。ピカピカの家で新しい生活が始まった頃のことを今でも覚えています。2階建てで、階段は2人がくっついてぎりぎり並べるくらいの幅で、両側は殆ど壁でした。小さくて身軽だった私は勿論上り下りは駆け足でした。

2 年を取ってきた両親

年月は過ぎ、お風呂場の内装や湯沸かしシステム等々小さなリフォームはいくつかありました。家の方に不具合が生じたのが理由でした。そうこうしながら年月は過ぎ、父が定年を迎えて母も少しゆっくりとした生活を送るようになりました。しばらくして、母が年齢からくる膝の痛みを時々口にするようになりました。

3 いわゆるバリアフリーの為の小さなリフォーム

それまでは故障や壁の痛みなどが生じた為にリフォームをしていたのが、いよいよ両親たちの年齢に合わせ、安全を確保するための工事をすることになりました。第一弾は階段の両脇に手すりを作る工事です。それまでは特に掴まる必要はなかったのでしょうが、やはり不安が出てきたのでしょう。工事は滞りなく進んだようで、私にも写真を送って見せてくれました。そのうちまた少しずつ、安全の為のリフォームをしていくのだと思います。

次の里帰りが楽しみです。

SNSでもご購読できます。