1.外壁のメンテナンス

戸建て住宅に長年住んでいると、外壁のメンテナンスが必要です。一般的には、10年サイクルで外壁塗装の工事が必要となります。しかしながら、この外壁塗装だけでは、耐震補強には至りません。地震が多い日本に住んでいるからには、自宅を地震に強い住宅にしておきたいものです。そのためにも、外壁のメンテンスをする際、耐震補強の工事を視野に入れてみたら如何でしょうか。

2.外壁の耐震補強

外壁の補強工事には、いくつか方法があります。壁解体をせずに筋交いの設置・耐震金具での補強、外壁に補強材を設置するなどの軽微なものから、壁を解体して軽量な耐震性の壁材に張り替える、屋根を軽量な屋根材に張り替えるなど大掛かりなものまであります。しかし、この軽量な壁材や屋根材に張り替えることにより、耐震性能が大幅に上がります。

3.耐震補強工事の助成制度

外壁を一旦外して、耐震用の壁材や屋根材に張り替えるという作業になると、工事の費用が高くなってきます。しかし、この耐震補強工事について、多くの自治体で税額の控除・助成金制度を持っています。また、自治体によっては無料で耐震診断を行ってもらえるところもあるようです。まず、自宅の耐震性について疑問に思ったら、自治体に相談してみるのも良いでしょう。自宅のリフォームを検討する機会がありましたら、うまく助成制度を活用しながら、長く住むための我が家にリノベーションしてみたら、如何でしょうか。