・弟の工場と、夫婦の住居、治療院を一緒にしたリフォームを提案

当時私たち夫婦は、格安な家賃で市営住宅に住んでいました。

子供もおらず、共働きの私たちは、多少お金も貯まり、「沼田市で新築注文住宅でも購入しようか」と私が提案しました。

それとも、針灸マッサージの資格を持っている主人のために、一軒家をリフォームしたついでに、「治療院を開業しようか、どうしようか」と迷っていました。 そんな中、主人と一緒に繰り返し巡っても、なかなか思うような物件が見つかりませんでした。

そんなとき、経営している現在の工場が手狭になった弟も、希望にかなった中古の物件でもないか探していました。

そこで「その工場と治療院と姉ちゃんたちの住居と一緒にしようよ。姉ちゃんもお金出すし」と何気なく私が言いました。 すると私の言葉をきっかけに、あれよあれよという間に現在の状況になりました。

・築30年以上の物件が新築同然の住居と治療院にリフォーム

私たちが現在の家に引っ越してもうすぐ2年になるこの部屋は、弟が経営している工場の会社と賃貸契約を結んでいます。

結局、弟が購入した中古物件を、工場や事務所などと私たち夫婦の住居、そして主人の治療院にフルリフォームしました。

物件自体は築30年以上経ったビルでしたが、全面的に私たちの意見を取り入れてフルリフォームしてくれたおかげで、新築同然の住居と治療院はとても住みやすいです。

私たち夫婦もリフォーム業者との打ち合わせに参加させてもらったおかげで、自分たちの意にかなった住居と治療院が完成しました。

・リフォームの図面に加えてもらった私がこだわったサンルーム

私たちの住居スペースはたくさんの窓があり、とても明るい場所でしたが、ベランダがありませんでした。 加えて、雪深い地域に住んでいるため、冬場は洗濯物を外に干せません。

ドラム式洗濯機を購入したり、浴室乾燥機をつけたりすれば洗濯物を乾かせますが、それらでは乾いてもお日様の匂いがしません。 よい匂いがする日差しを浴びて乾いた衣類は、とても気持ちがよいものです。

そこで西に面した窓を中心に、私が何よりこだわったサンルームを、フルリフォームの図面に加えてもらいました。

弟が馴染みの業者に依頼し、会社のリフォームとして行ったため、金額などの詳しいことは正直わかりません。

毎月固定の家賃を支払うだけの、私たち夫婦のいろいろな希望を聞いてもらい、本当によかったです。

・雪国の新潟になくてはならないサンルーム

多く使う治療院と自宅分も合わせると、かなりの量のタオル類の洗濯をしています。 そんな中、サンルームに置いてある除湿器のおかげで、冬でも朝干した洗濯物は夕方には乾いています。

また、除湿器がいらない季節に窓を開け、太陽の光と熱を浴びた洗濯物は、夕方にはカラカラに乾いています。

雪国新潟の冬に、「ある」と「ない」とでかなり生活の質が変わってくるサンルームは、私たちの生活になくてはならないものになっています。