~注文住宅との出会い~
私が注文住宅に初めて住んだのは、中学の頃でした。
それは父が自分で考えて設計したものです。
と言っても素人の父が詳細の設計はできないので大まかに間取りや階段の位置を絵に描いて、それを専門家が設計して作った家でした。
~育った家での思い出~
新しい家は3階建てで自分の部屋があることが誇らしくさえ思いました。
楽しいことがたくさんあった子供の頃の家です。
柴犬を飼っていたので、犬と遊んだり散歩したりしました。
キッチンにはオーブンもあったので、シュークリームを作ったりクロワッサンを焼いたりできました。
お正月には親戚が集まって麻雀大会をしたり賑やかでした。
~リフォームで~再生~
両親と父の母である祖母と私と弟が暮らしていたのですが、祖母が亡くなり私たち子供が結婚で独立して両親だけの家になりました。
時間が経過してくると、家もあちこち具合が悪くなってきます。
両親がリフォームを決めたのは父が体調を崩したからです。
老後に向かって暮らしやすい家にすることは大事だと家族が揃った時に話し合って後押しをしました。
リフォームしてみると高齢の両親だけでなく私たちにも居心地の良い空間になっています。
何より両親の生活が楽しく楽になって良かったと思います。